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リバー
地方実家暮らしの独身女
どこにでも居そうな健康的な凡人。
生涯ひとり身かもしれないことを想定して、お金、美容、健康、孤独と向き合いはじめる。

2021年から資産運用をはじめ、30代で資産4000万円保有をゆるく目指す。

2024年1月時点:約2500万円保有
・銀行預貯金
・NISA
・iDeCo
・個別株
・保険
(除く:仮想通貨)

【Vol.7】昔ながらのお見合い

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この記事は『現代、昔ながらのお見合いをするってどんな感じなの?』と仲人さんにお願いするお見合いに興味のある方向けに書いています。

目次

仲人さんにお願いするお見合いとは

まず『お見合い』とは

結婚を希望する人同士を第三者が引き合わせる慣習や、その席のことです。親や親戚、知人などの身近な人からの紹介や、結婚相談所などを利用して行われます。(Gemini – Google 生成AIより)

今からお話しするお見合いは「親や親戚、知人などの身近な人からの紹介」の方であり、
『仲人さん』にお願いしてお見合いをするお話です。

ちなみに『仲人』とは

日本において、人同士の間に入り、人間関係を仲立ちする役割の人。特に男女の間で結婚の仲立ちをする人を指すことが多い。(Wikipediaより)

さてこの『仲人さん』ですが、職業としてまたは仕事としてされている方ではありません。
簡単に言うと「お世話好きの顔が広い人」でほぼボランティアです。

私の場合は、祖父母のお知り合いの方、親のお知り合いの方にお願いしていました。

仲人さんてどこにいるの?

結婚を希望する本人が仲人さんに直接お願いすることはほぼないと思います。

祖父母や親が結婚適齢期を迎えた我が子を思って仲人さんにお願いしたり
逆に仲人さんから
「良い人がいるんだけどおたくのお孫さんどう?」
と縁談を持ち掛けてきてくれます。

正直なところ、誰が仲人をしているかなんて分かりません。
結局は人と人との繋がりで
ふとした会話から縁談のお世話をしていることが分かってお願いするに至ります。

お見合いするまでの流れは?

ではいざ仲人さんにお願いをし、お見合いをするまでどのような流れかお話しします。

①釣書と写真を用意する

まず『釣書(つりがき、つりしょ)』もしくは『身上書』と『写真』を用意します。

身上書と言った方が分かりやすいかもしれません。
これはつまりはプロフィールです。
名前や住所、経歴はもちろん、両親や兄弟の住所や経歴も書かれていることが多いです。

本人が書く場合もありますし、親が用意する場合もあります。
直筆であったり、パソコンで作成されたものであったり人によって様々で決まりはありません。

写真は昔は写真館で撮ったものだったみたいですが、私はそのような写真を見たことがありません。
どこか旅行に行った時のものやお見合い用にデジカメやスマホで撮ったようなものが多いです。

②異性の釣書と写真が送られてくる

釣書と写真をお渡しすると
仲人さんのお見立てで手元にある異性の釣書と照らし合わせたり
仲人さん同士のネットワークで年齢などに見合う異性の方を探してくれます。

良い人がいればお相手の釣書と写真が仲人さんから郵便で送られてきます。
また、最近ではLINEで送られてくることもあります。

③会う会わないを決める

送られてきたお相手の釣書と写真を見て、会う会わないを決めます。

こちらが会ってみたいと思った相手でも相手がノーであったり
逆にこちらがノーであっても相手が会いたいという場合もあります。

両者が会いたいとなれば会う日程を決めることになりますが
どちらかがノーであっても仲人さんに「良い人だから会ってみたら」
と勧められて会う場合もあります。

日程の決め方は、本人同士の連絡先を仲人さんから教えてもらったり
間に仲人さんが入って決めることもあります。

④お見合いをする

「会いましょう」となったら1~2週間で実際にお見合いすることが多いです。

近年では本人同士だけで会うことが多いですが
本人、親(母親であることが多い)、仲人さんの3対3で会うケースもあります。

場所は本人同士の場合は喫茶店など
親や仲人さんがいる場合はホテルのラウンジなどです。

服装はフォーマルまではいかないまでも
女性はワンピースもしくはスカート
男性はジャケットスタイルであることが多いです。

⑤お見合い後

お見合いをしてどうだったかを仲人さんに報告します。

いいなと思えばその旨を伝え
お相手も同じ思いであれば2回目3回目と会っていきます。

縁がなかったと思えばその旨を伝えて、はいおしまいです。
お相手の釣書と写真を仲人さんに返送することは忘れないようにしないとですね。

仲人さんへのお礼

私はお見合いで結婚するに至っていないので分かりませんが
いざ結婚するとなればそれ相応のお礼をすることになります。

でもその前にお見合いの段取りや郵便代などもかかるので
お手間賃、交通費、郵便代、季節のご挨拶(お中元・お歳暮)などをお渡しします。

お見合いのメリット・デメリット

メリット

お見合いの一番のメリットは“相手の素性が分かること”これに尽きます。
はじめましての段階でお互いの

  • 本名
  • 生年月日
  • 住所
  • 実家の住所
  • 勤務先
  • 経歴
  • 家族構成

が分かるのは結婚を考える人にとっては何ステップも先に行けていると思います。

もう一つ大きなメリットは、仲人さんが間に立ってくれていることです。
困ったこと、相手に言いにくいこと聞きにくいことは仲人さんにお任せできます。

釣書には、自分が知りたいと思っていたことが書かれていないことがあります。
例えば、宗教。結婚を考える上で宗教が重要であるならば仲人さんに聞いてもらえます。

また、実際にお見合いをしてみてお断りをするときも
お相手に直接ではなく仲人さんに伝えるだけで済むのも有難いです。

デメリット

3対3で会う場合はかなり腰が重いです。
現代は本人同士でお見合いすることが増えていますが
親や仲人さんを含めて顔合わせするのはマッチングアプリや結婚相談所にはないデメリットだと思います。

反面、お相手の母親を確認しておけるのはメリットでもあります。
男性側からすれば特に良いことだと思います。

“結婚するならその娘の母親をみよ”と昔の人は言ったもので
年齢を重ねるにしたがってそっくりになっていくそうです。
くれぐれも見た目が太っていくとかいう話ではないですw

そしてもう一つのデメリットは3対3で顔合わせをした場合
みんなの都合を合わせて会ったのに、お断りするに至ったときは気が重いです。

ですが、仲人さんはお断りすることに対して何も問題に思っていません。
「良いご縁があったらいいね」はい次、とあっさりしたものです。

個人的な感想

最後に今までお見合いをしてきた私の感想をお伝えします。

20代のころから「結婚するならお見合いが良い」と思ってきましたが
その一番の理由はメリットに書いたように『相手の素性が分かるから』です。

ですが、現代の多くは素性がどうこうなのではなく
『親が“結婚できない”わが子を心配したお見合い』の傾向が強い気がします。

初めて仲人さんにお願いをしてから随分と月日が流れ縁談も激減していることもありますが
良きコミュニケーションが取れますようにと願いながら
お見合い以外で良縁を見つけていきたいと思っています。


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